018:duffle coat


left ligut


先日のL.L.Beanのブーツに続き、意味のあるデザインについて。
今や冬の代名詞のようなコートでもあるダッフルコート。
私は雪国育ちもあり、Pコートも素敵ですが丈も長く温かいのでどちらかといえばダッフル派です。
写真の着こなし、カッコイイ!!
最近は流行もあり、スリムなものが多いけどこうゆうの、素敵。

ダッフルコートは元々、北欧の漁師の仕事着だったそう。その後、第二次世界大戦でイギリス軍が防寒着として着用したことで、広まっていった。
そもそも漁師の人が、厚手のセータの上から着ていたためサイズは大きめに着る事が当時は多かった。
生地はメルトンで、織物ではなく繊維を固めるような作りのため、めがつまっていて風を通しにくくくなって温かい。
ボタン(トグル)の部分もポケットの大きさも全て手袋しても使えるため。
ボタンは止める時に、右側が上でも左上でもボタン が止めれるようになっている。
それは風向きによって、 変えられるから。
素晴らしい!全てに意味がある。

今、世の中には死ぬ程ダッフルコートがあるけれど
基礎を踏まえて創られているものって
どれくらいなのか。
時代に応じて必要な変化はあるかもしれないけど、必要以上にいじられすぎて、原型がまったくない別物になってるものが多々あると想う。
そうゆうものって結局時代とともに忘れられる気がする。
モノの価値は買った時の商品そのものの値段より、買ってから、使っていくことのがよっぽど重要なのでは。
私も、上っ面のかっこよさやアレンジやデザインとゆうことばかりに気を取られず、きちんと基礎を学ばなければいけないとつくづく 思います。

やっぱり長く向き合っていけるモノって、そうゆうもの。
エコをうたい文句に新商品つくるくらいなら、必要に応じて何かを買う時に、ずっとこれから自分と向き合っていけるもの選びをしていく方がよっぽどエコだと思います。
はい。

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