078:ギャッベ



イランの砂漠の周辺に暮らす遊牧民族カシュガイ族の女性達が、羊毛で織る草木染の絨毯を
ギャッベ(ギャベ)と呼ぶそうです。

草木で染めた手紡ぎの羊毛(ウール)で、彼女達の暮らしの中にある風景を即興でギャッベに織り込んでいくため、素朴な自然の色とデザインが生かされています。 と、調べたとこから引用しました。
草木染めの色が、どれも美しく、また柄もその土地の景色が反映されてて、とても美しいです。
また、ウールが密に織られているのと水分を弾く性質があり、汚れが染み込みにくく、拭き取るだけでいいとか。ある程度使えば、メンテナンスも必要そうですが?
ちょっとお高いですが、一生に一枚はほしいものです。


077:昇文堂の印鑑


前に何かで写真をみて、すごく素敵だなと思っていたこの印鑑。
調べたところ、昇文堂とゆうお店のものだそう。
鹿児島の枕崎という町で神田さんとゆう職人さんが営んでいる印鑑と活版印刷のお店。

製材しないで、自然なままの薩摩ツゲの枝を使い彫刻しているそうです。
なので、形も一つ一つ違うのです。
書体も伝統ある書体に、職人さんが少しアレンジしてデザインしてくれるそう。
なんともいえず、自分だけの素敵な書体になることでしょう。
コンピューターや機械では作り出せない、手仕事の素晴らしさが詰まっています。

印鑑は、今は100円で購入できる時代です。
それでも一本あれば一生使えますし、自分自身の大切なサインの代わりにもなります。
大事な契約書には必ず最後に印鑑がつきもの。
そんな、大切な印こそ、世界に一つだけの印鑑。
いつかは持ちたいものです。