029:前田のクラッカー



シンプルで変わらぬ味。
変わらないパッケージ。
パッケージがいくら格好よくても美味しくなければ、よいデザインとはいえません。
これは、全てが備わっている素敵なデザインだと思っています。
そして100yen!

近頃、定番商品に少し手を加えた
新商品が次々と出ていますが
結局どれも原型を超える事は難しいように思います。
話題性なのかもしれないけれど。
だけど、その裏で同じものを守り抜くとゆう価値感も
出てきているように思います。

私は後者に惹かれます。

028:バスの乗車券



都会のバスでは、使われていないバスの乗車券。
乗る前に取って、降りる時に代金と一緒に券もいれる。
初めて東京でバスに乗った時は、システムがわからず、乗る時にお金払うのも初めてだし、戸惑ってモチャモチャしてると周りが怖いし、災難でした。
いまじゃ、涼しい顔してスイカなんて使えてますけど。
この乗車券。久しぶりにちゃんとみると素敵な事に気づきました。
電車の切符と違ってラフな所がまた素敵です。
ピンクのインクと、簡易な印刷からでる、線のにじみも味がある。
パソコンの線には出せない美しさがあります。
意図してないデザインって刺激的で、新しい発見にもつながります。


027:OPINEL



アウトドアナイフといえば。
ですやろ。
オピネル。
なんか響きもタピオカみたいで美味しそう。
見た目も素敵だし、値段も手頃って、1番魅力的な事です。
世の中、超一流品は超一流の人しか買 えませんが、そんな人は一部なんで。
でも欲しくても高いものってたくさんある。
すごいカッコいいけど、高すぎる。
とか、安いけど、やっぱり気に入らない部分がある。とか。
庶民的で、値段も届かなくないくらいで、品がよものが私は1番必要とされるんじゃないかとおもいます。
このオピネルのナイフは、そんな条件を満たしてくれるものの一つではないかな。
折りたたみできるし、サイズも豊富。
持ち手の木材も用途に合わせて選べます。
アウトドアじゃなくても、家でちょっとテレビみながら、林檎剥きたいなんて時はナイフの刃をしまっておけば机の上において置いても安心。
とかね。

025:TAMIYA


この魅惑的なツインスターを忘れたらいかん。
とゆうことで、ご存知のTAMIYA。
マークが出来てから、40年以上経った今も、古さを感じさせる事なく、輝き続けています。
今回は特別に、歴代のマークを入手しました。





ビートルズの音楽のように、いつの時代にもマッチして、古くならないものってなんて魅力的。
何を秘めているんでしょうか。

この文章を観てくれている貴方もきっとツインスターTシャツが欲しいはず。
みんなでスターになりましょう!

026:G.H.bass. coin loafer


高校生の頃、ローファーに対して全くいい印象がなかった。
周りの同世代の女子がローファーにルーズソックスを履いている姿が
どうしても美しいと想えなかったからです。
でも、昔のアメリカのTAKE IVYとゆう本やウディアレンの映画を観て
ローファーがすごく素敵な靴なんだと知りました。
とゆうか高校生にああゆう風に伝わってしまっている事が
ローファーサイドからしたら相当不本意でしょう。
もともとアメリカの学生の間で履かれてた、カジュアルな靴。
いい例のローファースタイルはこんな具合。
ルーズソックスサイドは、謝罪してほしい。



色々なローファーがありますが、中でも写真のG.H.Bassが創業のメーカーで
値段も2万以内だったはず。
そりゃあJ.M.WESTONも憧れますが、
なにせソールの張り替えだけで3万らしいんで。

よくコインローファーやペニーローファーといわれるのは、
甲の部分の隙間にコインを入れてたそう。
小学生がお小遣いの100円を入れる感じかな。
ちなみに入れてる人はほぼ、いなさそうですが、こんな感じ。

024:Peter Blance



寒いので近頃。
シェットランドセーター。
これは、peter blanceのもの。
いつか、買うって思いつつあんまり売ってないやら、サイズ合わないやらで。来年こそ買うー!
色がカラフルだし、素材ももちろんpure woolだし、毛足をアザミのトゲトゲで立たせるみたい。
暖かくなるし、毛玉も気にならなくなるし、いいね!ですね。
なんで、シャギードッグセーターともいうみたい。
もちろん、脇の縫い目もありません。
YEAH!

023:G A S



伝えたいことが明確でよい。
「僕ならガスですけど何か?」
とゆう態度が攻撃的。
隙間なく配置された『G A S』の文字が力強く、それが大量にあることで存在感も高まってる気がします。
恐れ入ります。

022:紅芯大根



特徴
かぶのように丸型で中が赤い大根です。
わずかな衝撃でヒビが入りやすいなど、栽培がとても難しくデリケートな野菜です。

保存方法
葉付きのものは、葉をすぐに切り離して新聞紙に包んで冷蔵庫へ。葉はしおれやすいので、早めに下処理を。

食べ方のヒント
生のままサラダや浅漬けにするのがおすすめです。
赤色は加熱すると消えてしまいますので、色を残したい場合は、酢水にさらすか、酸味のあるたれで調理してください。





野菜の色もカタチも意図してできるものではなく、
自由で自然で美しい!
人間も、カタチや姿そのものは計算してできるものではなく、そのもの自体が何もしなくても美しいのにな。


021:新潮


あんまり、文学に詳しくないもので、
文学系の雑誌にはお世話になる機会がないのですが、
毎回本屋にいくと、文学系であろうコーナーの表紙に心踊らされております。
この新潮もそのひとつ。
タイトルのなんともいえない文字と、
配色、もさることながら、
単色のバックと文字だけで構成されているのが素敵です。
印刷物は、2Dが個人的に好きです。

020:宮城県石巻市のススキ



宮城県石巻市に行きました。
津波の被害のあった場所です。
街中がボロボロに崩壊されていて、もちろん悲しい気持ちや、言葉がでない想いでしたが、私なりによいデザインに重ねて考えてみました。
グッドデザイン賞とは、人間が脳みそフル回転で、作り出されたものの中から、よりよいトータルデザインのものに贈られる賞だと思います。
だが、所詮は人間が作り出したもの。
人間が意図的に作ったものにすぎません。
この風景をグッドデザインとゆうのは、大変おこがましいかもしれませんが。
でも、これは地震と津波で下がってしまった地面からも、たくましくススキが生きているとゆう写真です。
川の中からススキが生えているのをはじめて見ました。
そしてそれは、人間が作り出せるものではありません。
色合いも風景もたくましい美しさがありました。
デザインを超越したデザインでした。
人間のデザインなんて、ちっぽけだなと思いましたが、私も人間なんで、人間の限界でしか創造することができません。ので、頑張ります。
人間は生きているのではなく、
自然の中で生かされている。
そうゆう少しの思いやりや、謙虚さか、よいものが生まれると感じました。
写真は、バスから撮ったため、窓の汚れと光の反射があり、見にくいですが、必然てことでお許しを。

019:BRAUNのバリカン



バリカン使わないです。
残念ながら。
危うく買いそうになったくらいカッコよい。
色合い、形すべて最高!
ものとして、毎日みていたい。
ただ、使い勝手もよくて、初めて素敵なデザインだろうから、
そこを試せないのが残念!
坊主にするしかないのか。
女僧侶めざしてないしな。
さすが、BRAUN!
さすが、ドイツ!
安いからって買って、結局壊れて買い換えるなら、
長く使える、そして使い心地やもののもつ空気が心を豊かにしてくれる。
そんな、良品を選びたい。

018:duffle coat


left ligut


先日のL.L.Beanのブーツに続き、意味のあるデザインについて。
今や冬の代名詞のようなコートでもあるダッフルコート。
私は雪国育ちもあり、Pコートも素敵ですが丈も長く温かいのでどちらかといえばダッフル派です。
写真の着こなし、カッコイイ!!
最近は流行もあり、スリムなものが多いけどこうゆうの、素敵。

ダッフルコートは元々、北欧の漁師の仕事着だったそう。その後、第二次世界大戦でイギリス軍が防寒着として着用したことで、広まっていった。
そもそも漁師の人が、厚手のセータの上から着ていたためサイズは大きめに着る事が当時は多かった。
生地はメルトンで、織物ではなく繊維を固めるような作りのため、めがつまっていて風を通しにくくくなって温かい。
ボタン(トグル)の部分もポケットの大きさも全て手袋しても使えるため。
ボタンは止める時に、右側が上でも左上でもボタン が止めれるようになっている。
それは風向きによって、 変えられるから。
素晴らしい!全てに意味がある。

今、世の中には死ぬ程ダッフルコートがあるけれど
基礎を踏まえて創られているものって
どれくらいなのか。
時代に応じて必要な変化はあるかもしれないけど、必要以上にいじられすぎて、原型がまったくない別物になってるものが多々あると想う。
そうゆうものって結局時代とともに忘れられる気がする。
モノの価値は買った時の商品そのものの値段より、買ってから、使っていくことのがよっぽど重要なのでは。
私も、上っ面のかっこよさやアレンジやデザインとゆうことばかりに気を取られず、きちんと基礎を学ばなければいけないとつくづく 思います。

やっぱり長く向き合っていけるモノって、そうゆうもの。
エコをうたい文句に新商品つくるくらいなら、必要に応じて何かを買う時に、ずっとこれから自分と向き合っていけるもの選びをしていく方がよっぽどエコだと思います。
はい。

017:明けましておめでとうございます














「自然に叶う芸術はない」と
オノヨーコが言っていました。
芸術に垣根はなく、その人が芸術だと感じれば
すべて芸術だと思います。
名画や有名芸術家の作品であることが重要ではなく、
空き缶も落ちているゴミもその人がいいと想えば
芸術です。 
価値は個人が決めることであって
一億円の絵よりも、個人にとって価値のあるものは
たくさんあると思います。 
日本は、美術館に入るのにもお金がかかるから
余計に芸術とかアートとか、
なんだか別の庭のように扱われる傾向にあるけど、
本当はもっと身近で手軽なものなのではないかと
思います。
もっと、そうなるといいです。
まずは、毎日の景色をいつもより少し、
ゆとりを持って眺めてみよう。

とゆうか、自分芸術家目指してもないです。
すいません。

少ないながら、観て頂いてる方
本年も宜しくお願い致します。