097:ノッティングの椅子敷


岡山県倉敷市で作られている、ノッティングといわれる手織りの椅子敷。
太い縦糸に、細いウールの糸を何本も結んでいくそうです。
それで、こんなにフワフワになるのですね。
一つ一つの手作業から、生み出される背景があり、
そして長くずっと使えます。
使えば使うほど、美しくなると、以前お店の人に言われたことがあります。

イランのギャッベも以前紹介したことがありますが、
こちらはまた、海外のものとは違った柄や色合わせも魅力です。
単純な線で、潔く、日本の柄ってこんなにカッコイイんだと改めて思いました。
色数も、モチーフも少なく、本当に感動します。

お気に入りの椅子に、出会っている人も
これから出会う人も、
そこにいる時間は何気ない日常の中で、心地のよいものです。
そんな家族のような道具のお供に、この椅子敷いかがでしょうか。
きっと、毎日あなたを迎えてくれることでしょう。