091:金継ぎの蕎麦猪口



夏といえば、冷たい麺類が美味しい季節。
冷たい蕎麦やそうめん、うどんが食べたくなります。
その時間に彩りを添えてくれるのが、
お気に入りの蕎麦猪口ではないでしょうか。
私も、そうめんやお蕎麦が好きなので、
食べる度に、お気に入りの器で食べたいなと思い、
少しずつ集めたいなと思っています。

蕎麦猪口はいろんな柄があり、
その人の夏のトレードマークのようにも楽しめる一品。
こちらは無地のもので、柄がないとゆうのも美しいなぁと思いました。
そして、割れたり欠けたりした時に、金でつなぐのが昔の風習。
お気に入りのものを、繋いで使い続けて、
また別の味わいになり、より自分だけの器に成長していくなんて
本当にものと向き合う素敵な時間であり、
自分と共に暮らしていけるパートナーのような一品ですよね。
そんな自分にとってのとっておきを見つけることで、
使い捨てのものでは感じることのできない、
豊かな時間を過ごすことができるのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿